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社会人向けデッサン学校の無料体験に潜入! [絵の練習]

僕は高校生のとき美術選択でした。

・静物の木炭デッサン
・石膏像木炭デッサン
・友人の顔木彫レリーフ
・静物油絵
・・・・・などなど
1-2年の間だけなのでたいした量描けず
油絵の具も大学で実家はなれて卒業して帰ってきたころには
すっかり捨てられてた^^

ようはちょっとかじった程度
そして長い長いブランク・・・・

最近、思いつきで絵を描いたら
なんかはまっちゃったな・・・楽しい・・・ (でこのブログに作品載せて遊んでる・・・)

楽しいけど未熟さもよくわかる・・うまくなりたい・・・切実^^・・・・胸がいっぱいのこの気持ちをどう表現しよう^^
絵がうまくなるにはどんなことをすればいいんだろう。
うまい人はどんなことをしてるんだろう・・・

と職場の近く(外苑前なんですが)の本屋にたまたま
美術関係の雑誌や画法書とかたくさんあるので かなーり立ち読みしてました。

・・・・美大・・・・高校のころまったく興味なかったんですが
もし美大に行ってたらどうなってたんだろう・・・とかね・・・

思って月刊美術とかの別冊で美大進学特集号ってのを読んでみると
どの大学も受験では3-6時間程度の時間内にデッサンを描かされる。

東京芸大の絵が専攻の人だとさらに絵の具使って・・・
・まず学内ですきなとこに陣取って実物見て描け
・自分の部屋を思い出して描け
・自画像を描け

ちなみに東京芸大もその他の私立の名門美大も
それが絵の専攻でなくても(造形とか工芸とかデザインやCGでも)
デッサンは必須科目・・・


いい絵が写実的である必要はないのでしょうが
その気になれば正確に事物を切り取る目は欲しい・・・
アマチュアのたんなる下手の横好きながら僕も絵を描く以上は
そういう技術は身につけたいなと思いました。

美大進学特集号の記事で
高校生で美大進学意識し始めた高二の女の子がちょっとデカめの
スケッチブックでデッサンしてて彼女のデッサン歴というところに
「これまでのデッサン56枚」
とか書かれてる。
でもって対抗する現役美大の二年生(多摩美・油絵科)は
「これまでのデッサン380枚」

高校生の女の子もそこらのレベルで比べるとうまいけど
美大生のは鉛筆だけでまるで白黒写真のように描かれてる。
どうやったらここまでかけるんだろう・・と思わされる・・・
すばらしい技術だなぁと圧倒されました。

よーし僕も100枚くらいは描いてみよう。
そう思った。行動しないとなんか人生楽しめないしね・・・

すごい技術の画家もネットサーフィンして見つけました。
例えば現代リアリズム画家の野田弘志さん・・・
写真のように女性のヌードや動物の骨のオブジェを並べて
描き込む絵は卓越した技術と暗い世界観のどろどろさがあって
引き込まれる。


なんだか居ても立っても居られず。
でもいまさら美大に通うのもなんだし
(夜間とかあるらしいが仕事があって無理
 通信というのもあるらしいけど、それなら一人で描いても同じ)
カルチャーセンターに通うのもいいかもとか
いろいろ考えて、社会人向けにデッサンなど正確な絵を描く技術を
教えてくれるとこはないか探しちゃった。

毎週決まった曜日に夜2時間。月に一回オブジェが変わるデッサン教室というのがあって潜入してみました。

正直毎週必ずはいけない。
月謝が1万程度ですが曜日振り替えができないなどあってなかなか痛い。

だから通うことはないと思うけど、社会人で絵を夜な夜な描いてる人ってどんなことやってるんだろうと
思って興味があったし、人に教わってみたかった・・・・。

2時間の授業の間、まず30分は学校の説明^^ てか勧誘。

「素人で趣味です」と言えば、ビビってやる気なくさないように
「プロとセミプロが集まってますがみなさん美大の経験はないので
 ご安心して取り組んでください・・・」
・・・と気を遣ってくれるのは東京芸大卒の先生(スクール経営者)。

いろいろ質問される・・(早く絵を描いて指導してもらいたいのに・・^^)

絵はずっとやられてるんですか
 いいえ、最近突然思いついて、高校以来ですが我流で描いてます。
 うまくなりたくてデッサンしたくなりました。

どんな絵を描いてるんですか?
 アクリル絵の具で日本画を模写してます。

えー、アクリルはなんですか?
 ガッシュ(不透明な絵の具です。塗るとしたが見えなくなる)使ってます。

リキテックスは使わないんですか?透明なアクリル絵の具は表現力が豊かですよ^^混ぜるとさらに変化があって。
 下が完全に隠れるのと日本画はあまり色数がない絵が多いので岩絵の具の代わりに
 安いガッシュで描いてます。
 っても透明の普通の水彩絵の具よりずっと高いから、
 描きたい絵を決めてから一色づつ悩んで悩んで買い足してます^^

今絵はお持ちじゃないんですか?
 あーもってくればよかった。芸大出の先生に見せるのは恥ずかしいけど
 忌憚ないアドバイスもらいたかったです・・・

ま、こんな感じで会話弾む弾む^^ 絵の練習早くしたいんだけど
孤独に描いてると「どうやって描いてるの?」って聞かれる事が
うれしくてうれしくてつい目的忘れて答えてしまう・・・^^


お仕事は?
 SEです。

SEの方と医療関係の方が多いんですよね。なんででしょ^^ 。お仕事で使うんですか?
 いえ、まったく^^

この学校ゲームデザイナーとかコンピュータソフト業界関係の人で(SEではないが)美大などで絵の基礎をやってなかった人が結構コンプレックス感じて通ってる人が多いらしい。
絵の具を塗る・・ということはしないデジタルなアーティストが多いらしい。
こういう人も原画というか輪郭だけはデジタイザの上でコンピュータぺンみたいなので描いていかなければならないからデッサンだけは欠かせない・・・らしい。

みんな真剣・・・。美大予備校(すいどーばた美術学院とか)に通う高校生とは
たぶん別の真剣さであろうけど気迫はよく伝わる。

先生は多摩美大の油絵でた人とこの学校でデッサン歴7年の人の二人。

描き方はあまり指摘しない方針らしい。
(鉛筆を横にしてシェーディングしなさいとか
 ガーゼでこすってぼかしなさいとか・・・)

ただデッサンなので
「そこは形違うよ。」
↑これは結構指摘されてました。

生徒さんが14人ほど居ましたが ツボや縄や表面が反射するアクリル板などなどのオブジェ並べて取り囲むようにイーゼル立ててB3くらいのスケッチブックに鉛筆で書いていく感じでした。

「デスケ」っていう格子の糸が張ってある枠を通してオブジェ見て
形を一生懸命とろうとしてる人がいたり、あんまり物を見ないで
シェーディングしてツボの表面塗り捲ってる人がいたり・・・^^

面白い・・・この人たちと話してお友達になってみたい気がした

僕はそこにいれてもらえるのかと思ったら
体験の場合はその輪の外で自分の手をクロッキーするんだそうです。
(クロッキーっていうのはささっと輪郭や特に重要な陰影だけ描いて
 形を写すこと・・目を養うのにいいのだそうです。)

僕がやったのは こんな感じです。
te01.jpg

te02_1.JPG

te03.jpg

te04.JPG

te05.JPG

(最長でも10分で一個かけといわれて、5分くらいでばんばん描いてました。)
とりあえず数枚^^ up



楽しい。・・・あっというま。
夜の八時からで、30分勧誘みたいな説明受け、雑談して
一時間くらい描いて、最後の30分は他の人の絵を見させてもらいました。


はじめたばっかの人もいるし、力量の差は歴然・・・。
誰が始めたばかりなのかすぐわかる。(あ、僕も似たようなもんです。決して上から目線ではありません。)
デスケで計ってばかりでなかなかペンが進まない・・わかるその気持ち^^

僕は模写はじめてから、だいたい紙面に点をうって描きたいものの
形をとるようにしてるんですけど、
デスケ買ってもいいかなぁ・・いやこんな道具に頼りすぎると結局
いつまでも形が取れないんじゃないかな・・などと悩みます。


うまい人は大切な線をぼかさないでしっかり描いてるなぁとか
消しゴムの白抜き(光ってるところを表現する。
デッサンでは消しゴムも白いトコを描くために使う道具)とか、
反射面への写りこみはできのよさを分けるポイントなのだなと思いました。

みなさんが真剣なのはよくわかったし、とても楽しい刺激をもらったな。
若い人もいるし、いまどき美大生も入学前にデッサンはするけど
入ってからはあまりやらないとも聞くしこんなとこから明日の
巨匠が出てくるかもしれないなとかいろんなこと考えました。
(最近、カルチャーセンター受講生出身の日展受賞者とかいるらしい
 絵が好きで描きまくってたら美大出を超えたってこと?
 だとしたら勇気もらえるなぁ。)


最後に最近の画家のデビューの傾向について読んだ本で興味深かったものを
ご紹介します。


プロ美術家になる! 泥棒美術学校《実践編》


美大受験で予備校からテクニック叩き込まれることで独創的な絵が描けなくなった人が多いとか
美大出の先生がカルチャーセンターの受講生に教えてたら技量が逆転してて日展受賞したとか
美大出ても絵で食べてる人は少ない、描き続けてる人が結局強いとか・・・
すごく気になることが描いてあります。

美大をあきらめたとか、絵がとにかく好きでうまくなりたい人・・・
そんな人が読むと面白いんじゃないかと思います。
また美大生の方はとても描くために恵まれた環境なのだから頑張れ・・みたいなことが書かれてます。
僕はこの本買ってから、うまくなりたいとちょっとまじめに考えました。



リアリズム絵画入門

文中に紹介した野田弘志さんの書いた本で作例やリアルに描く事の意義を熱く語ってくれてます。
圧倒的な技術だと思う。上の泥棒美術学校に「腕を磨け」となんども出てきますが、この人の腕ほどになれば
なんでもいえるなぁと・・・腕を磨いた頂点をみたように思いました。
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月夜

クロッキー懐かしいです~。
というか記事読んでクロッキーまたやりたくなりました。
by 月夜 (2011-08-06 05:18) 

藤島 修

月夜さん

わーい。コメントありがとうございます。
絵をやっておられたんですか?^^
いいなぁ・・僕は本当に最近思いついたようにはじめました。

とっても楽しかったですよ。
経験ある人が腕を保つために通うのも歓迎だそうです^^
お試しいただいても楽しいかもしれません
by 藤島 修 (2011-08-06 09:57) 

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